たるむ人、たるまない人の違いとは?肌のたるみに悩まないための対処や対策を解説

たるむ人、たるまない人の違いとは?

人は年齢とともに肌質や筋力の低下が起こり、基本的には多少なりともたるみやシワができてしまうものです。しかしながら、特にたるみに関しては人によっては加齢を重ねてもあまりたるまない人もいます。たるみで悩んでいる人にとっては羨ましい限りですが、このたるまない人は、たるんでしまう人と何が違うのでしょうか。今回は、たるむ人、たるまない人の違いを、たるみ対策法と絡めて解説していきます。

「たるみ」とは?

美容やエイジングケアの文脈でよく取り沙汰される「たるみ」。特に年齢を重ねた中高年世代にとって、このたるみは悩みのタネであり、どうしたものかと多くの人が首をひねっている印象があります。

たるみとはそもそもなんでしょうか。たるみとは、本来の定義としては「普段引き締まっているものが緩んでいること」を指しますが、美容の文脈では主に「皮膚の弾力やハリが失われること」を特に指していう場合が多いです。

このように皮膚のハリが失われてゆるみ、肉が下がってしまうことでたるみが起こると一般的に考えられていますが、そもそも加齢とともに皮膚がたるんでしまうのは、加齢によって骨格が変化する事が原因としてあります。特に顔の骨は、全般的に「骨の数が減り、後退が進む事で骨格が小さくなる」と言われています。

この骨格が小さくなるという変化によって、骨を包む皮膚や皮下組織にも当然影響が出てきます。これが加齢によるたるみを引き起こしているのです。基本的には皮下組織や脂肪などに「ボリュームが減り、位置が下がる」という変化が訪れ、それが原因となって、たるみやしわが増えると考えられています。

「たるむ人」のたるむ原因① 顔の筋肉や組織による要因

それでは、たるむ人はなぜたるんでしまうのでしょうか。まずは、たるむ原因として第一に挙げられる「顔の筋肉や組織由来の要因」を以下に見ていきましょう。

表情筋の筋力低下

顔まわりのたるみの原因としてよく挙げられるのが、「表情筋」の筋力低下です。

表情筋は顔の表情を作る際に動かす筋肉のことで、目元、口元を中心に顔全体に走っています。表情筋に限らず、筋肉は自然と年齢とともに量が減り力が弱まっていく、すなわち劣化していくものですから、表情筋を使えば使うほど劣化は抑えられるということになります。

たるまない人は、よく笑っていませんか?特に笑うという動作は表情筋を多く使い、表情筋の衰えからくるたるみを予防することが期待されます。逆に、たるむ人は、表情を作り喜怒哀楽を表現することが少ないために表情筋を使うこともあまりなく、その分だけ表情筋の劣化を招き、たるみも増えていくということになります。

顔の輪郭によって違う(たるみやすい・たるみにくい輪郭がある)

顔がたるむ人とたるまない人の違いとして意外にも注目されていないのが、顔の輪郭の形の違いです。

たるみが起こりやすい顔の輪郭の代表例として、「丸顔」と「逆三角形顔」があります。

丸顔は形的にも顔の周りに脂肪がつきやすく、顔の側面を中心についている脂肪が年齢とともに顔の筋肉の劣化によって支えが効かなくなり、重力によって下に垂れ下がってしまいやすくなっています。

逆三角形顔は、細く斜めのラインが顎に向かっていくような形状なので、形からしてたるみができやすい顔とされています。逆三角形ということは、顔の両サイドに下り坂があるようなものです。自然に肉が垂れ下がっていき、たるみやすい顔の典型とされています。

頭皮が固いとたるみやすい

また、意外に注目されていない要因には「頭皮の固さ」もあります。

頭皮は触ってみるとわかりますが意外と動くもので、顔全体の皮膚もさわればある程度は動くはずです。しかし、この動き方に着目した際に顔全体より頭皮の動きが固いような印象がある場合、その人は頭皮が固まっている可能性があります。

頭皮は、当然ながら顔の皮膚と一つなぎになっています。頭皮が固まってしまうと、顔の表情筋も通常より動かしにくくなっているので、自然とたるみが起こってしまう原因となるのです。

「たるむ人」のたるむ原因② 生活習慣や嗜好による要因もある

ここからは、生活習慣や嗜好によるたるみの原因を見ていきましょう。

飲酒する人は顔がたるみやすい

飲酒をよくする人、特に多く飲酒する人ほどたるみやすいと言われています。

飲酒をすることで大量のアルコールを体内に入れると、顔がむくみやすくなります。飲み会の翌日の朝の自分の顔をみるとよくわかりますよね。習慣的に沢山飲酒をしていると、それだけむくみが起こる頻度も上がります。むくみが起こる分だけ皮膚が重くなり、重力によって顔のたるみを産んでしまう要因となってしまうのです。

パソコンやスマホをよく使う人は顔がたるみやすい?

特に近年急激に増えている習慣の変化としては、「スマホ操作時間の急増」が挙げられます。

近年は特にパソコンやスマホを使うことが日常化していることもあって、人々は猫背や前傾姿勢を多く取る事で様々な問題が起きていますが、これは顔のたるみにも大きく関係してきます。特にスマホ操作時の前傾姿勢を長く続けていると、顔が自然と下を向きますよね。そして、重力は下に向かって働きます。

つまり長時間のスマホ操作によって長時間顔を下に向けていることで、自然と肉も下に垂れ下がってしまうということになります。また、スマホやパソコンを操作していると表情も無表情になりがちですので、表情筋の劣化にもつながり、結果的にたるみが起きやすくなってしまうのです。

たるむ人からたるまない人になるために必要なこととは?

それでは、「たるむ人」から「たるまない人」になるには、どういった対策を取る必要があるのでしょうか。

生活から「たるむ要因」を取り除く

セオリーとしては、先に挙げてきた「たるむ要因」を取り除くように向かっていくことは自明の理と言えるでしょう。

簡単にまとめると、たるみの原因は「筋力が低下すること」と「頭皮や表情筋が固まること」。あるいは、「飲酒やスマホ操作など悪い習慣」です。これらを防ぐためには、まず表情筋をよく動かし、皮膚組織を健康に保つことが大切です。意図的に喜怒哀楽を表現したり、あるいはマッサージをよく行ったりすることが解決の糸口となるでしょう。

生活習慣に関しては、お酒はほどほどにすることがまず大事です。そして、スマホ操作も意識して前傾姿勢をとらないようにするか、純粋に操作時間を減らすなどの対策を行いましょう。

エイジングケアはしっかり行おう

またこれに加えて、エイジングケアをしっかり行っておくと、結果的にたるみにくくなります。エイジングケアには肌を健康に保つことやマッサージによって血行を良くすることなど、結果的にたるみ予防に効果があるアプローチが多いからです。肌のハリや弾力を長期的に保つことがたるみ予防のスタートラインとなります。

まとめ

以上、たるむ人とたるまない人の違いを、たるむ原因やたるみを防ぐための予防法と絡めながら一通り説明してきました。もちろん、顔の輪郭や遺伝など個人差が大きく防ぎようのないものもありますが、たるむ原因の多くは少し意識するだけで防げるものが多いことが分かっていただけたのではないでしょうか。

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