最先端の若返り美容で使われる幹細胞成分とは?幹細胞ハーブ療法についても解説

最先端の若返り美容で使われる幹細胞成分とは?幹細胞ハーブ療法についても解説

アンチエイジングを目的とした美容にはさまざまな種類がありますが、最先端の若返り美容として熱い注目を集めているのが「幹細胞成分」によるハーブ療法です。その肌への効果は非常に高く、「エステ10回分に相当する」という評判もあります。今回は、こうしたハーブ療法に用いられる幹細胞成分について解説します。

「幹細胞成分」とはそもそも何なのか?

幹細胞は、私たちヒトの身体を構成する数多の細胞の「根源」ともいえる存在です。たとえばヒトの受精卵が幹細胞の例であり、まさに全ての細胞の始まりともいえるような存在です。幹細胞は皮膚や骨や筋肉といったあらゆる組織の細胞に変化できる「分化能」、および元の細胞と全く同じ機能の細胞に分裂させられる「自己複製能」という能力をもっています。

ヒト幹細胞を活用する研究は、アンチエイジングの分野のみならず医療に現場でも注目されています。たとえば再生医療の現場で期待されている、研究成果に対してノーベル賞も与えられた「iPS細胞」も、幹細胞の上位互換的な立ち位置です。iPS細胞の場合、まさにその活用には「分化能」が活かされています。

美容と幹細胞にはどういう関係があるのか?

まず、美容と幹細胞の関わりとはどういったものなのでしょうか。

幹細胞はすでに、美容の現場において広く活用されています。たとえば、幹細胞の一種である「脂肪由来幹細胞」を培養した際に生成される成分が美容液に活用され、商品化されています。

これはどういった効果が期待されているかというと、幹細胞由来の成分によって肌の若返りを促進するといったものです。肌の若返りから、肌荒れの解消まで幅広く活用されています。

また、美容サロンや美容クリニックなどにおいて、幹細胞培養時に出る成分を直接肌や身体に投与することで、肌や身体の若返りを促す治療がすでに実用化されていて、これからの美容業界を変える可能性を期待されています。

何故「幹細胞成分」がすごいのか?

それではこの幹細胞成分を美容の分野で活用することによって、どういったメリットが期待されるのでしょうか。

対処療法的なアプローチしかできなかった美容が、細胞の活性という新たな着手法を手に入れた

今までの美容の現場では、コラーゲンや皮膚の水分量など、「減ってしまったものを補填する」といった対処療法しかできませんでした。

たとえば、肌の弾力やハリを取り戻すためには、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分を体外から補填することでしか対処できませんでした。しかし、対処療法的な措置では限界があり、「細胞活性の低下」や「成長因子の減少」に対しては何も措置が取れなかったので、「老化を食い止める」範囲に留まっていたのです。

しかし幹細胞成分を投与するという方法は、コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞自体を「増産」し、増やした線維芽細胞によって丈夫なタンパク質を更に増産させられるようになりました。細胞そのものを増やすことが可能になったことで、「細胞活性化を促す」美容治療ができるようになったのです。

これはたとえるなら、動作の悪くなった機械へ油を差しながら使うことから、新品の機械を新たに連結できるようになったことへの変化に似ています。非常に画期的かつ有効な対処ができるようになったのです。

幹細胞成分を活用した「ハーブ療法」とは?

美容サロンやエステにはすでに、幹細胞成分を利用した「ハーブ療法(ハーブエステ)」というものがあります。

ハーブ療法はそもそもニキビ治療を目的とした療法で、およそ60年前にドイツで開発されました。ニキビ治療だけではなく、肌に注力したさまざまな美容効果が知られるようになり、今日に至るまで有効な美容・療法として運用されています。

従来のハーブ療法の仕組みとしては、細かい粒子にまで砕いたハーブを毛穴から塗り込むことで、植物由来の成分を浸透させ、植物由来の再生能力(木を切っても再び生えてくるなど)を利用して、肌のターンオーバー(肌の代謝サイクル)を正常化し、肌の古い角質を新陳代謝により入れ替えて肌を蘇らせる、というものでした。

最先端の幹細胞ハーブ療法は、この細かな粒子状のハーブに加えてヒト幹細胞培養液を用いることで、よりヒトに融和性のある形での肌の若返りに効果が期待されている療法です。

ヒトに元々ある成分を使い、かつ従来から有用性を認められているハーブエキスをあわせて使用することで、リスクの少なさにも定評があり、皮膚の再生能力を高めることで肌質改善を細胞レベルで行っていく注目の療法となっています。

まとめ

以上、幹細胞成分とは何か、その効果や幹細胞由来の成分を活用した最先端の療法などを一通り解説しました。美容の分野は再生医療とも結びつき始めており、より直接的かつ有用なアンチエイジングを実践できる世の中になっていくという期待が高まっています。

東京自由が丘・尾山台にあるエイジングケアサロン「エレール」では、最後にご紹介した「幹細胞ハーブ療法」を取り入れています。よりアンチエイジングに特化したたるみ改善や肌質改善をはじめ、さまざまなメニューを取り揃えて皆様をお待ちしております。「ズボラでも若返りたいあなたへ」最適なケアをご提案します。

ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

 

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