エステでできることとは?エステの施術範囲、エステでしかできないことなどを解説

エステでできることとは?エステの施術範囲、エステでしかできないことなどを解説

エステ、ないしエステサロンとは、美容を目的として、肌質改善や痩身といったさまざまな施術を行ってくれる施設のことです。エステサロンで働くエステティシャンは国家資格ではないため、さまざまな美容効果を謳うエステサロンが乱立している状態です。あまりにも沢山あるので、エステでできることとは何であるのか、疑問に思う方もいるでしょう。今回は、エステでできることの範囲や、エステでしかできないことを解説していきます。

エステは局所的なケアからトータルケアへ進化した

エステは、「エステティック(美学や美を意味する言葉)」の向上や改善を目的に施術やケアを行う施設です。

元々のエステにおいては、局所的な施術が中心にありました。日本でも古くは「美顔術」といって、フェイシャルケアのみが行われていたのです。つまり昔は、極めて一部の部位に対してのみの施術に留まっていました。

しかし美容意識の高まりとともに、エステが対応する範囲は広くなり、フェイシャルエステのみならずボディエステ、美白ケアや脱毛など、より身体全体に及ぶ施術を行うようになりました。また、施術だけでなく、より美しくより健康な美を纏うための食事指導や運動のアドバイス、美容に効果が期待される商品の販売など、間接的なケアやサービスも行っています。

今では、エステは「トータルビューティーケア」としての側面を強めており、身体の芯から美しく、健康美を獲得していこうという目的を持った施設になっています。

エステでできること① :「治療」ではなく「改善を促す」

エステにおいてできることには、どうしても限界があります。なぜなら、エステは美容を目的とした施術を行うための場所であって、「医療行為」を行う場所ではないからです。エステティシャンは国家資格ではないため、体系化されておらず、さまざまな効果を謳うエステサロンが乱立していますが、基本的にはエステでできることには限界があります。

たとえば、肌質やニキビに悩んでいる人がいるとしましょう。こうした人に対して、「肌荒れを解消する」「ニキビを治療する」といったことは、エステにはできません。肌荒れを治す、ニキビを治療するといったように疾患そのものを消し去るようなことは、美容皮膚科の仕事になります。つまり、医者でないと「治療」は行えないのです。

そのため、肌質やニキビを例に取れば、エステでできるのは「肌質改善を促すマッサージ」や「肌環境を整えてニキビができにくい肌に変えていく」くらいのものです。

痩身コースでも同じで、「体を痩せさせる」のは治療のためできず、「痩せやすい身体づくり」のための痩身マッサージや、食事や運動へのアドバイスといったもののみとなります。

エステでできること② :「メディカルエステ」は医療機器を使用した施術が可能

エステには2種類あって、美容の観点が強い「ソワンエステティック」と、医療的な側面が強い「メディカルエステティック」があります。

一般的なエステはソワンエステティックで、基本的にフェイシャルマッサージやパックなどとなります。一方メディカルエステでは、医師の監修を受けた化粧品や医療機器を用いて、医師から指導を受けた専門的知識の豊富なセラピストが、より医学的に適切な施術を行っています。

多くの場合ソワンエステティックと違って、クリニック併設の場合や、美容皮膚科が運営している場合が多く、エステというよりは病院の側面が強い施設です。医師が美容を目的として施術を行う場合もありますし、医師の指導に基づきセラピストが対応する場合もあります。

そうしたメディカルエステでは、セラピストはもちろん医療行為は一切できません。しかし、医師も対応が可能であることから、医療レーザー脱毛や、腸内洗浄、皺伸ばしやケミカルピーリングなども行えます。

「エステでしかできないこと」とは?

以上のように、エステにはどちらかというと制限が多く、直接的な医療行為は医師でないとできないことから、エステには限界があります。そんな中でも、エステにしかできないことというのはあるのでしょうか。

エステにしかできないことがあるとすれば、医療行為に類しない範囲で、エステが独自に取り入れている理論に基づいた施術といえるでしょう。エステは日進月歩で、世界中でさまざまな美容効果の高いとされる施術方法が開発されています。そのため、エステによる独自性が高く多様性が大きいことが特徴的です。

特に「ハーブ療法」などは、エステが再生医療に限りなく近づいたといってもいいもので、切開を要することなく毛穴から有効成分を浸透させることで、肌質改善を大きく促す療法であり、針やメスを必要としない美容整形とも例えられています。こうした先端的な施術は、さまざまな療法を豊富に導入できるエステならではといえるでしょう。

まとめ

以上、エステでできること、エステでしかできないことについて、エステの特徴や施術範囲の例も交えつつ一通り説明してきました。基本的にエステにできることは「治療」ではなく「改善を促す」範囲であり、そこには限界があるように思えますが、だからこそさまざまな「改善を促す施術」が多様に開発されていることが、エステならではの強みといえるでしょう。

 

東京自由が丘・尾山台にあるエイジングケアサロン「エレール」もまた、豊富なメニューを揃えているサロンの一つです。たるみ・ほうれい線に特化したアンチエイジングを意識し、最先端の療法や有効成分を取り入れた先進的なビューティーケアに定評があります。

ハーブ療法も実施していますので、肌質改善をお求めの方はぜひ一度ご相談ください。

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